福岡の読書人が選んだ絶対オススメの3冊

会期／10月16日（月）～11月5日（日）各店舗の営業時間内
会場／ジュンク堂書店福岡店／丸善福岡ビル店／紀伊國屋書店天神店／紀伊國屋書店福岡本店／福家書店福岡店／福家書店キャナルシティ博多店／黒木書店天神店／福岡金文堂本店／積文館書店新店町店／青山ブックセンター福岡店／リブロ西鉄平尾店／あおい書店福岡店／ブックスキューブリック／ヴィレッジヴァンガード大名店

読書人推薦の図書は、マップに掲載しているすべての書店でも取り寄せできます。

*あのヒトの本棚を垣間見る
きっとあなたも知っている、福岡で活躍中の本好き約５０人が選んだオススメの３冊が、市内主要書店に並びます。気になるあの人の選んだ本は！？
*福岡の読書人はこんな方々

ジュンク堂書店福岡店
・山田修三（株式会社ピクニック代表）
　「マスクロード　幻の伎楽再現の旅」野村万之丞 NHK出版／「我々はどこへ行くのか」川良浩和　径書房／「帰郷」辻内智貴　筑摩書房
・佐々木喜美代（福岡市広報課長、元「シティ情報ふくおか」編集長）
　「快楽主義の哲学」澁澤龍彦　文春文庫／「千夜千冊」松岡正剛　求龍堂／「寺山修司全歌集」寺山修司　沖積舎
・矢野寛治（コピーライター、西日本新聞書評委員）
　「蝿」横光利一　岩波文庫／「刺青」谷崎潤一郎　新潮文庫／「銀の匙」中勘助　岩波文庫
・樋口伸子（詩人）
　「ハーメルンの笛吹き男」阿部謹也　ちくま文庫／「見えない都市」イタロ・カルヴィーノ　河出文庫／「詩のカレンダー　たのしい現代詩・初心者のために」安西均　牧羊社（絶版）
・河村哲夫（「アクロス福岡」副館長）
　「パラレルワールド　11次元の宇宙から超空間へ」ミチオ・カク　ＮＨＫ出版／「ふぉん・しいほるとの娘」吉村昭　新潮文庫／「天保図録（全5巻）」松本清張　講談社文庫

丸善福岡ビル店
・甲斐大策（画家、作家）
「ヴァギナ　女性器の文化史」キャサリン･ブラックリッジ　河出書房新社／「コーランの新しい読み方」ジャック･ベルク　晶文社／「香り高き中国茶を愉しむ　中国茶入門」菊地和夫　講談社
・眞木健一（株式会社槇代表、「マキハウス」）
「男と女の家」宮脇 檀　新潮社／「眼を養い手を練れ—宮脇檀住宅設計塾」宮脇塾講師室　彰国社／「連戦連敗」安藤 忠雄　東京大学出版会
・和泉僚子（福岡市総合図書館）
「失はれる物語」乙一　角川文庫／「火喰鳥」杉本章子　文藝春秋／「ボーン・コレクター（上・下）」ジェフリー・ディーバー　文春文庫
・青木裕司（河合塾世界史講師）
「大尉の娘」プーシキン　岩波文庫／「ドクトルまんぼう青春期」北杜夫　中公文庫／「ドクトルまんぼう航海記」北杜夫　新潮文庫　「カムイ伝」白土三平　小学館文庫
・毛利一枝（装幀家）
「忘れられた日本人」宮本常一　岩波文庫（装幀家）／「逝きし世の面影」渡辺京二　平凡社ライブラリー／「絶望の精神史」金子光晴　講談社文芸文庫
・都築響一（編集者、作家、元「ポパイ」「ブルータス」編集者）
「水源—The Fountainhead」アイン・ランド 　ビジネス社／「人生解毒波止場」根本敬　洋泉社／「ニャン2倶楽部Ｚ」　コアマガジン

紀伊國屋書店天神店
・櫻井進嗣（塾講師、洞窟探検家）
「精神病というこころ」松木邦裕 新曜社／「いのちをつないで」賀久はつ　海鳥社／「思春期のよりよい親子関係」中野利子　星和書店
・川上信也（写真家）
「こわれない風景」吉村和敏　光文社／「二つの風景　水」林望/野呂希一　青葉社／「ビートルズ大学」宮永正隆　アスペクト
・板坂耀子（福岡教育大学教授、近世文学）
「羊の歌」加藤周一　岩波新書／「神聖喜劇」大西巨人　光文社文庫／「南総里見八犬伝」滝沢馬琴　岩波文庫
・有馬学（九州大学教授、日本近代史）
「戦中派不戦日記」山田風太郎　講談社（新装版）／「私説　東京繁昌記」小林信彦（荒木経惟写真）　筑摩書房／「間違いだらけのクルマ選び」（シリーズ）徳大寺有恒
・前田昌子（ワインコンサルタント）
「幻想薔薇都市」加藤周一　新潮社／「フランス民話集」新倉朗子編訳　岩波文庫／「いのちのまつり」草場かずひさ　サン・マーク

紀伊國屋書店福岡本店
・沢田幸二（ＫＢＣアナウンサー）
「春にして君を離れ」アガサ・クリスティー　早川文庫／「夏服を着た女たち」アーウイン・ショー　講談社文庫／「或る「小倉日記」伝」松本清張　新潮文庫
・影平晶（ＫＢＣアナウンサー）
「クライマーズ・ハイ」横山秀夫　文春文庫／「モーパッサン短編集1、3」モーパッサン　新潮文庫／「人形の家」ルーマー・ゴッデン　岩波書店
・村田喜代子（作家）
「胎児の世界」三木成夫　中公新書／「ハート（心臓）大全」ルイザ・ヤング　東洋書林／「愛犬王　平岩米吉」片野ゆか　小学館
・屋成雄一郎（月刊はかた編集長）
「後世への最大遺物」内村鑑三　岩波文庫／「これが私の優しさです」谷川俊太郎　講談社文庫／「明治という国家」（上・下）司馬遼太郎　ＮＨＫ出版
・橋本浩二（福岡バーテンダー協会、ハートストリングス店主）

福家書店福岡店
・千代反田　充（アビスパ福岡DF）
「国家の品格」藤原正彦　新潮社／「虹とひまわりの娘」本郷由美子　講談社／「サウス・バウンド」奥田英朗　角川書店
・前田秀一郎（オフィスヌーベルバーグ代表、福岡アジア映画祭ディレクター）
「映画術　ヒッチコック・トリュフォー」　晶文社／「撮るーカンヌからヤミ市へ」今村昌平　工作舎／「死ぬまでに観たい映画1001本」　ネコパブリッシング
・大塚ムネト（劇団ギンギラ太陽’S主宰）
「遠くへいきたい」（全３巻）とり・みき　河出書房新社／「キャラ者」江口寿史　ぴあ／「映画秘宝Ｖｏｌ．６　底抜け超大作」　洋泉社
・坂田顕（書評家）
「ペスト」アルベール・カミュ　新潮文庫／「火宅の人」檀　一雄　新潮文庫／「小林秀雄全集」小林秀雄
・南陀楼綾繁（編集者、フリーライター）
「市井作家列伝」鈴木地蔵　右文書院／「古本屋残酷物語」志賀浩二　平安工房／「出版業界最底辺日記」塩山芳明（南陀楼綾繁編）　ちくま文庫

福家書店キャナルシティ博多店
・ジャンクリスチャン・ブーヴィエ（「世界のＣＭフェスティバル」プロデユーサー）
「悦ちゃん」獅子文六　（絶版）／「失われた時を求めて」Ｍ・プルースト　ちくま文庫／「東京モンタナ急行」Ｒ・ブローディガン　晶文社
・田部光子（画家）
「天皇の逝く国で」ノーマ・フィールド　みすず書房／「わたしを離さないで」カズオ イシグロ　早川書房／「日本・現代・美術」椹木 野衣　新潮社
・平田蘭子（ライター、「饅頭横丁」編集長）
「近世菓子製法書（１・２）」鈴木晋一・松本仲子編訳注　東洋文庫／「食の体験文化史」森浩一　中公文庫／「東海道中膝栗毛（上・下）」十返舎一九　岩波文庫
・福岡賢正（毎日新聞文化部）
「リトル・トリー」フォレスト・カーター　めるくまーる／「あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ」ティク・ナット ハン 　アスペクト／「アニミズムという希望」山尾 三省 　野草社

黒木書店天神店
・小森陽一（「海猿」作者）
「水域」椎名誠　講談社文庫／「海上保安庁特殊救難隊　限りなき挑戦」北岡洋志　海文堂／「水滸伝」北方謙三　集英社
・弓削聞平（「epi」編集長）
「東京いい店やれる店」ホイチョイ・プロダクションズ　小学館／「ポパイの時代」赤田祐一　太田出版／「撮られた暁の女」松尾スズキ　扶桑社
・永渕幸利（ＦＭ福岡パーソナリティー）
「蝉しぐれ」藤沢周平　文春文庫／「半島を出よ」村上龍　幻冬舎／「司馬遼太郎対話選集3　日本人とは何か」司馬遼太郎　文藝春秋
・安達ひでや（「アダチ宣伝社」代表）
「湯の宿の女」平岩弓枝　角川文庫／「ほんとにほんとにほしいもの」ベラ・B・ウイリアムス　あかね書房／「飢餓同盟」安部公房　新潮文庫

福岡金文堂本店
・佐藤　弘（西日本新聞「食卓の向こう側」取材班）
「複合汚染」有吉佐和子　新潮文庫／「弁当の日がやってきた」竹下和男　自然食通信社／「食べ物さん　ありがとう」川島四郎　朝日文庫
・昇地三郎（しいのみ学園園長）
「人間の教育」（上・下）フレーベル　岩波文庫／「問題の子供」Ａ．Ｓ．ニイル　講談社／「しいのみ学園」昇地三郎　梓書院
・鍋島幹夫（詩人）
「寺山修司全歌集」（風土社）寺山修司　思潮社／「戦後短編小説再発見2　性の根源へ」　講談社文芸文庫／「身体の零度」三浦雅士　講談社
・山下真理恵（気学研究家）
「わたしと小鳥とすずと—金子みすゞ童謡集 」金子みすず　ジュラ出版局／「こころの花束」林田スマ　西日本新聞社／「東アジアのなかの日本古代史」田村圓澄　吉川弘文館

積文館書店新店町店
・大田こぞう（ＦＲＥＥＷＡＶＥ天神ＦＭ「日暮れ薬局」パーソナリティー）
「はてしない物語　上・下」ミヒャエル・エンデ　岩波書店／「だれも知らない小さな国」さとうさとる　講談社／「不思議な少年第44号」マーク・トゥエイン　角川書店
・松本康（バー「ジュークジョイント」店主）
「コミさんほのぼの路線バスの旅」田中小実昌　ＪＴＢ／「ボブ・ディラン自伝」ボブ・ディラン　ソフトバンク／「母なる色」志村ふくみ　求龍堂
・濱砂圭子（株式会社フラウ代表取締役、「子連れDE　CHA・CHA・CHA」編集長）
「ビミョーな未来」をどう生きるか藤原和博　ちくま新書／「吾輩は猫である」夏目漱石　岩波文庫／「切りぬきスクラップギャラリー」金井美恵子　平凡社
・山本源太（陶芸家）

青山ブックセンター福岡店
・松山真介（アポロ計画代表）
「竜馬がゆく」司馬遼太郎　文春文庫／「第二版 コンパクト建築設計資料集成 住居」日本建築学会　丸善／「発想する会社! — 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法」トムケリー　早川書房
・都築響一（編集者、作家、元「ポパイ」「ブルータス」編集者）
「水源—The Fountainhead」アイン・ランド 　ビジネス社／「人生解毒波止場」根本敬　洋泉社／「ニャン2倶楽部Ｚ」　コアマガジン
・木下雄貴（「CAFE SONES」）
「シュナの旅」宮崎駿　徳間書店／「おぞましい二人」エドワード・ゴーゴリー　河出書房新社／「眺めのいいカフェ」山村光春　アスペクト
・原田郁子（バンド「クラムボン」ボーカル）
「Africa」Leni Riefenstahi　TASCHEN／「FOIL VOL.1 no war」　LITTLE MORE／「ひびこれハワイ　ーアロハ・スピリットを伝える言葉ー」デブラ・F・サンダース　太田出版

リブロ西鉄平尾店
・佐藤真由美（装飾デザイナー）
「フェリックスの手紙　小さなうさぎの世界旅行」アネッテ・ランゲン　ブロンズ新社／「ネイティブアメリカン　叡智の守りびと」スティブ・ウォール　築地書館／「１０日でわかるはじめてのワイン」前田昌子　ホンニナル出版
・げこげこ大王７世（かえる新聞編集長）
「蛙のうた—草野心平詩集」草野心平　岩崎書店／「草の花」福永武彦　新潮文庫・改版／「ブリキの太鼓」（第1部、第2部、第3部）ギュンター・グラス　 集英社文庫
・斎藤ふみ（タレント）
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」村上春樹　新潮文庫／「今日は死ぬのにもってこいの日」ナンシー・ウッド　めるくまーる／「日日是好日　お茶が教えてくれた15のしあわせ」森下典子　飛鳥新社

あおい書店福岡店
・砂田光紀（オフィスフィールドノート代表、「九州遺産」著者）
「忘れられた日本人」宮本常一　岩波文庫／「近代建築再発見　下巻」山口廣・日大山口研究室他　エクスナレッジ／「インハウスデザイナーは蔑称か」山本雅也　ラトルズ
・林田スマ（作家・アナウンサー）
「道は開ける」（新装版）デール・カーネギー　創元社／「量刑」夏樹静子　光文社文庫／「錦繍」宮本輝　新潮文庫
・中西一清（ＲＫＢラジオアナウンサー）
「医者井戸を掘る」中村哲　石風社／「親父の出番」鳥越俊太郎　集英社文庫／「食（く）あれば楽あり」小泉武夫　日経文庫
・粗忽家勘朝（落語家・笑い療法士）
「ホモ・ルーデンス」ヨハン・ホイジンガ　中央公論新社／「ガダラの豚」中島らも　集英社／「エミール」（上・中・下）ルソー　岩波書店

ブックスキューブリック
・南陀楼綾繁（編集者、フリーライター）
「市井作家列伝」鈴木地蔵　右文書院／「古本屋残酷物語」志賀浩二　平安工房／「出版業界最底辺日記」塩山芳明（南陀楼綾繁編）　ちくま文庫
・目黒実（九州大学ユーザーサイエンス機構特任教授）
「読書からはじまる」長田弘　ＮＨＫ出版／「宮沢賢治」吉本隆明　ちくま文庫／「ファンタジーを読む」河合隼雄　講談社＋α文庫
・森光宗男（「珈琲美美」店主）
「一千一秒物語」稲垣足穂　ちくま文庫／「へたも絵のうち」熊谷守市　平凡社ライブラリー／「魯山人の料理王国」北大路魯山人　文化出版局
・加藤信夫（毎日新聞編集局長）
「終戦のローレライ」福井晴敏　講談社文庫／「経済学は誰のためにあるのか」内橋克人　岩波書店／「９条どうでしょう」内田樹　毎日新聞社

ヴィレッジヴァンガード大名店
・とんちピクルス（ミュージシャン）
「死刑宣告」萩原恭次郎　長隆舎/近代文学舘復刻版／「モンド・ミュージック2001」GAZETTE 4編集　アスペクト／「もの好きの食器棚と愉快な時間」堀井和子　集英社
・ＤＪボギー（「ヨコチンレーベル」主宰）
「悪趣味映画作法」ジョン・ウォーターズ　青土社／「蛭子能収コレクション　地獄編　地獄の黙示録」蛭子能収　マガジン・ファイブ／「あしたのジョー」ちばてつや　コミックス

※順不同敬称略