「万葉歌から黒田節まで」(2/17赤煉瓦夜話)

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福岡市文学館(赤煉瓦館)の恒例トーク「赤煉瓦夜話」のおしらせです。
講師は高山倫明氏(九州大学大学院人文科学研究院教授/日本語音韻史・アクセント史)。高山氏はまだ九州大学の大学院生であったころ、「日本書紀」の音仮名表記について、原音声調から観た表記論によって、国語学会に彗星の如く登場。その研究は、「記紀」の書かれた奈良時代の音韻について画期的な発見をもたらしました。
今回は日本の伝統的韻文形式の基本となってきた上代の「五七調」、中古以後の「七五調」(=いずれも五音と七音の繰り返し)の背景にあるリズムを、上代の「万葉歌」からわが筑前の「黒田節」まで、字余りの分布などを手がかりにしながら、日本語の音韻史を探ります。
入場は無料(申込不要・立ち見不可・当日、17時30分から入場整理券配布)です。
ぜひご来場ください!!

 ○赤煉瓦夜話vol.33
「日本の伝統的韻文形式とリズム〜万葉歌から黒田節まで」

 講師:高山倫明氏(九州大学大学院人文科学研究院教授/日本語音韻史・アクセント史)

 【日時】2011年2月17日(木)18時30分~
 【場所】福岡市文学館(赤煉瓦文化館)
     福岡市中央区天神1-15-30
 *入場無料(申込不要・立ち見不可・当日、17時30分から入場整理券配布)

講師紹介:高山 倫明(たかやまみちあき)
1955(昭和30)年、宮若市(旧宮田町)生。1985(昭和60)年、九州大学大学院文学研究科修了後、島根大学法文学部講師、同助教授、名古屋大学文学部助教授、九州大学文学部助教授を経て現職。日本語学会、日本音声学会、訓点語学会等会員。