「3.11後を前向きに生きるための1冊」部門

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福岡の書店員&あの作家が選んだ「激オシ文庫アワード」2011のエントリー作品はこちら!

*「3.11後を前向きに生きるための1冊」部門

『アルケミスト』パウロ・コエーリョ 角川書店
「王道でごめんなさい」。これ以外に思いつきませんでした。
中村和伸(BOOKSあんとく三瀦店)

『芙蓉の人』新田次郎 文藝春秋
目眩がしそうな現実と押しつぶされそうなプレッシャー、自分が強くありたい時に必ずこの本を手に取ります。
川添香奈子(丸善博多店)

『佐賀北の夏』中村計 新潮社
奇跡を起こした佐賀北ナイン。彼らは特別だったわけではない。僕らもきっと、この逆境を逆転できる。
木下大輔(黒木書店天神店)

『風の中のマリア』百田尚樹 講談社
弱肉強食という強大無比な世界の中で、己の身を削りながら戦うハチの生き様と強靭な意志に圧倒されます。
小松真左美(積文館書店新天町本店)

『なにたべた?』伊藤比呂美+枝元なほみ 中央公論新社
生きることは騒ぎの様だと辛く思う日もあるけれど私たちは喋り食う。どうしてもその先の希望が見たい。
下妻久美(ジュンク堂書店福岡店)

『いつも通りの日々』早川司寿乃 ポプラ社
「いつも通り」の特別さをあなたも、私も知っている。あたたかさも、だいじさも、ちゃんと知っている。
彌益陽子(ジュンク堂書店福岡店)

『夏への扉』ロバート・A・ハイライン 早川書房
「未来は、いずれにしろ過去にはまさる」。扉を開こう。猫と一緒に。
福岡希生(金修堂書店本店)

『Re-born はじまりの一歩』伊坂幸太郎ほか 実業之日本社
小さな一歩も大きな一歩もおんなじ一歩。歩幅は競わなくてもいいんだよ、自分のペースで歩いていこう。
松尾亜紀子(福岡金文堂大川店)

『自分をいかして生きる』西村佳哲 筑摩書房
誰もが一度は考える「何のために働くか」という根源的な問いに真摯に向きあった本。社会の根底が揺らぐ今こそぜひ。
大井 実(ブックスキューブリック箱崎店)

『ミュージック・ブレス・ユー!!』津村記久子 角川書店
自分だけの居心地のいい世界から思い切って一歩踏み出したとき、きっと新しい風を感じることができるはず!
徳永伊都子(紀伊國屋書店福岡本店)