佐々木中さん講演 「本」と「藝術」を語る夜話

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“文学や藝術が無力などというような駄弁を弄している暇はない筈だ。われわれは素晴らしく「製造」されたということを証明しなければならない。われわれを作った人たちが間違いではなかったことを、われわれはわれわれの作品に於いて証明しなければならない。この災厄の日々のなかで、まったく何も出来なかったわけではないことを。
「この熾烈なる無力を ― アナレクタ4」より ”

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昨年ブックオカに衝撃の登場を果たし、「われわれの文化は無力か?」という問いに毅然と「まあ見ていろ」と語り放った、あの鮮烈な講演(※)から一年。今年も作家・哲学家、佐々木中さんをお迎えし、「本/藝術」が生まれる場処を明らかにしていきます。
※『この熾烈なる無力をーアナレクタ4』(河出書房新社2012)に収録

【日程】福岡・11月16日(金)19:00~(開場18:30)
    熊本・11月15日(木)19:00~(開場18:30)
【会場】福岡・アンスティチュ・フランセ九州5Fホール(中央区大名2-12-6)
    熊本・長崎書店3F「リトルスターホール」(熊本市中央区上通町6-23)
【料金】福岡・2000円 
    熊本・1500円
【予約先】
【問合せ・福岡会場】ブックオカ実行委員会 info@bookuoka.info
【TEL】090-6425-6711
    092-406-2036(忘羊社・藤村)
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【問合せ・熊本会場】長崎書店 nagasaki@arion.ocn.ne.jp TEL096-353-0555
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(共催)アンスティチュ・フランセ九州 

佐々木中氏
【プロフィール】佐々木中(ササキアタル)
1973年生。作家、哲学者。現在、法政大学非常勤講師。専攻は現代思想、理論宗教学。
著書に『夜戦と永遠―フーコー・ラカン・ルジャンドル』(以文社2008 /河出書房新社2011)、『切りとれ、あの祈る手を ―〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』(河出書房新社2010)、『九夏前夜』『しあわせだったころしたように』(以上、河出書房新社2011)、『Back 2 Back(いとうせいこう氏との共著)』『晰子の君の諸問題』(以上、河出書房新社2012)。昨年のBOOKUOKAでの講演は『この熾烈なる無力をーアナレクタ4』(河出書房新社2012)に収録。

佐々木中さんのホームページでもご紹介されました>>

会場アンスティチュ・フランセ九州5Fホール