エトセトラ– category –
-
最近出会った人生を変える本
自分の人生を変えるような本に出会う事は5年に一度ぐらいでしょうか、そんな本に私は最近出会いました。 「リズム&ブルースの死」ネルソン ジョージ著私にとって古本を探す楽しみは今まで自分が体験したことのない、新しい世界を発見を見つけ出すことです。学生時、代世間一般に流通するポップスの本を読んでいると決まってこう書かれてまし... -
ささやかで、愛しきものたち
私が心惹かれるのは、どうも王道ではなく脇道にそれたものが多い。王道はどなたかに任せて、私は脇へとなぜだかどんどん行ってしまうタイプなのです。古本屋としてやっていくには、それなりの売れ筋を意識しないといけないのでしょうけど・・・。先日、つい手に入れてしまったのは、『豆本』。今まで『豆本』に興味はなかったのだけど、一目... -
愛しきUMAたちへ
UMA(未確認生物)と聞いてわくわくするのは私だけではないはず。姿は見せるものの決して捕まらない小悪魔的な女の子のよう…。中でもスカイフィッシュが大好きで、例えるならスケスケで羽のいっぱいついたトンボが時速?00kmで飛びまくっているカンジ(スケスケLOVE…)。明日スカイフィッシュとぶつかるかも知れないと思っただけで、わくわく... -
男たちよ!!?
“古本女子”や“古本乙女”は全く侮れない。彼女たちは企画力・機動力に優れ、何よりもお洒落(というか、CUTE)。そしてきっと、眼鏡なのだ(独断・・・でもない)。その魔性の眼力によってか、元来“すき間”をねらった商売であるオンライン古本屋のなかでも、『暮らしの手帖』や『保育社・カラーブックス』、『フォアレディース・シリーズ... -
紙を大切に
池島信平さんの「雑誌記者」によると戦後の物資不足から、紙の値段がとてつもなく高騰し、出版社を悩ませた時代があったとか。紙がどうしても手に入らず、闇市でも紙は高価なもの。印刷した本の値段より、真っ白な紙の方が値がはったというから驚きだ。そんな時でも、雑誌を作り続けた編集者達の熱意たるや。真っ白な紙に、印字することでそ... -
本が崩れる、かも知れない
インターネットで古本屋を始めて丸3年。最近、本棚が足りなくなってきました。少しずつながら増え続ける在庫に加え、自分で読むための本。もう、どうしようもないのか…。そんな折り、衝撃のタイトルの新書を発見。『随筆 本が崩れる』(草森紳一著)。どうやら「本がたくさんありすぎて困った人の話」のようす。なぜここで、内容を断定しな... -
写真集について
今日はブックオカスタッフのギャラリーモリタ森田さんとキューブリック大井さん主催の素敵なイベントにお呼ばれしてきました。写真集蒐集家、カナダ人のポールさんを囲む会。けやき通りのカッファにて、コーヒーを飲みながらポールさんの写真トークを聞くというもの。ウィリアム・クラインの話題を中心にプロジェクターで写真を投影しながら... -
書店員タカクラの、本と本屋の日々。 …ときどき育児
『書店員タカクラの、本と本屋の日々。…ときどき育児』高倉美恵 書肆侃侃房[定価] 1365円[出版予定日] 2006.11.5[ISBN] 4-902108-36-4*書籍内容すっごい好きな場所で働こう!とバイト募集の張り紙を手に本屋に飛び込み、結婚したり、育児をしたりしながら23年も本屋を続けてこられたのは、本と本屋が好きだから。大量に入荷してくる本や雑誌...
1