BOOKUOKA 2009– category –
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タイ、ビルマの残留未帰還兵を描いたドキュメンタリー映画『花と兵隊』アンコール上映決定
新春から福岡市中央区天神のKBCシネマで上映された『花と兵隊』のアンコール上映が決定しました。終戦以降もタイ、ビルマに残った未帰還兵たちへのインタビューを中心に描いたドキュメンタリーです。近年まれに見る骨太な作品で、監督はまだ30代を迎えたばかりの松林要樹氏。2005年から3年にわたる長期取材を経て成った佳作です。アンコー... -
「激オシ文庫フェア」講評
◎今年「激オシ文庫フェア」の結果第1位 売上げ冊数=210冊『風が強く吹いている』三浦しをん/新潮社激オシ人;積文館書店筑紫野店 酒井麻貴さん激オシコメント;「まったくの素人たちが箱根を目指す!そこには自分との葛藤や仲間との絆があったり。夢中で疾走感溢れる作品!」第2位 売上げ冊数=134冊『手紙』東野圭吾/文藝春秋 激オ... -
「言葉を組む仕事」ー街の活版印刷所ー
福岡市中央区警固の「albus(アルバス)写真ラボ」で、創業50年以上にもなる住吉の活版印刷所の寺尾博明さんの姿をラボ主宰の酒井咲帆さんが撮り下ろした写真展が開催されています。どの写真も、寺尾さんが長年営まれたお仕事への敬意と真情に溢れています。ぜひお出かけ下さい。街の活版印刷屋さんがされてきたこと、活版の仕組みなどが伺え... -
読み聞かせオヤジバトル
第4回目の「読み聞かせオヤジバトル」が昨日(11/15)終了しました。今年は公募による出場者が少なく、開催が危ぶまれましたが、無事開催することができました。当日「オヤジさんたち」が読んでくれた絵本は以下の通りです。『うんちっち』(作・絵: ステファニー・ブレイク 訳: ふしみみさを PHP研究所)『しょうぼうじどうしゃじぷた... -
オーサー・ビジット校外篇。予想以上の感動
11/14(土)、作家・佐藤多佳子さんを迎えての「オーサー・ビジット校外篇」が開催されました。当日、遠くは鹿児島から中高生25名が集い、与えられた宿題である佐藤さんの3作品(『一瞬の風になれ』『しゃべれどもしゃべれども』『黄色い目の魚』)の感想から、普段読んでいる作家のこと、部活のこと、家族のことまで、進行役の大学生およ... -
ボクシング道場へ
11/15(日)の「読み聞かせオヤジバトル」に使うゴングを借りに、東福岡高校へ行ってきました。当日、ボクシング部の練習はお休みでしたが、選手の血と汗がしみ込んだサンドバッグやリングを前に佇んでいるだけで、じゅうぶん、あしたのジョー気分を味わえました。顧問のK先生、缶コーヒーまでいただいて恐縮です! -
浦歌無子さんと松本秀文さんトーク&朗読
福岡県立美術館のコレクション展、特集「高島野十郎−至福のであい」が開催中です。高島野十郎(1890年〜 1975年)は現在の久留米市に生まれ、「からすうり」「月」「蝋燭」などが代表作として知られる画家ですが、近代絵画黎明期の異才として、近年急速に再評価が進んでいる人です。この度、その中の一企画として、11月14日(土)14時... -
ソラリアプラザ1F「ゼファ」は目玉イベントてんこもり!
11/9(月)〜11(水)までの3日間、ソラリアプラザ1F「ゼファ」にて、天神エフエム企画によるイベントがスタートしました。恒例の『天神文庫』、そしてイベントステージではhumming pigとのコラボレーションによる「花育」(花を育てることによってちびっこの感受性を育む活動)+読み聞かせ、さらにはJAGDA(日本グラフィックデザ... -
本の本展―本を愛する本の物語―
今年初の取り組みとして好評を博した「にいまるにいさん書店」(共催・紺屋2023)。会場となったkonya-garalleyにて、本にまつわる展示のお知らせです!ゲストキュレーターとして、「絵本カーニバル」のプロデュースでも知られる九州大学特任教授の目黒実氏を迎え、深く愉しい本の森へといざなう空間をつくりだします。本をテーマに語られる... -
千野帽子トーク「読まず嫌い。〜名作入門5秒前」
11/6(金)、新刊『読まず嫌い。』が好評の文筆家・千野帽子さんを迎えてのトークショーがおこなわれました。過去の著作の造本の話題に始まり、「いまボクが書いていることは、ここ10年で読んだ本の貯金でしかないのですよ」という意外な告白(?)、「書評される側にとっては(言いたいことを言う)ボクに当たったことが1つの不幸」など、... -
編集・ライター養成講座特別編 〜福岡ブックスクール
一箱古本市の余韻もさめやらぬ11月1日(日)、「編集・ライター養成講座特別編 〜福岡ブックスクール」が開催されました。1時限目は大原哲夫さん(元・小学館編集者)による「創造的、根元的編集論」。その熱気と本気を帯びた語り口に、若い編集者志望の聴講生はいきなりカウンターパンチを食らったようでした。3限目の「福岡発ベストセラ... -
一箱古本市 in けやき通り 結果発表
秋の日差しが身にこたえました。 ことしで4回目を迎えたブックオカのメインイベント「一箱古本市 in けやき通り」。最高気温28度という好天に恵まれ、無事開催にこぎつけました。人出もスタートから終了までほぼとぎれることなく、出店者のみなさんとお客さんとの会話がはずむ光景が、あちらこちらで見受けられました。またことしは〈こど... -
一箱古本市、各賞発表!
昨10/30(土)、晴天の下無事終了した第4回目の「一箱古本市 in けやき通り」。取り急ぎ各賞の発表をします。詳しい報告は追って。 【売上げ冊数賞】 1位 チームひろ 196冊 2位 みずたま堂 160冊 3位 Books BlueBerry 146冊 【売上げ金額賞】 1位 古書西海洞 75,310円 2位 Books BlueBerry 33,900円 3位 picnika... -
イハラ・マジック・ナイト!
昨晩は「書店員ナイト in 福岡 拡大版」でした。ゲストは村民100人という和歌山県日高川町にある「山の本屋さん」ことイハラ・ハートショップの井原万見子さんでした。参加者は東京・大阪・広島など県外の関係者も含め総勢約70名。スライドをまじえながら、小さな村の文化発信基地として、生活のなかのあらゆるニーズをきめ細やかにすくいあ... -
北島寛写真展「日々常々」、開催中!
東区箱崎にある書店・ブックスキューブリック2階の「カフェ&ギャラリー・キューブリック」で、北島寛さんの写真展「日々常々」を開催中です。83歳の現在も写真家として活動している北島さんが、1950〜60年代に撮った福岡のまちやひとの写真をオリジナルプリントで14点展示しています。 まもなく同名の写真集「日々常々」(西日本新聞社刊... -
「朝日新聞」のweb版コラムサイト〈九州なんでんかんでん〉でブックオカが紹介されてます
「朝日新聞」のweb版コラムサイト〈九州なんでんかんでん〉で、同社論説委員・大矢雅弘氏がブックオカのことを紹介しています。ご覧下さい。 -
内沼晋太郎さんトークも盛況
西原理恵子さんのトーク終了後、間もなく内沼晋太郎さんのトークが始まりました。この企画は「紺屋2023」の運営をするトラベルフロントさんとの共催で、現在、2階の〈konya-garalley〉で『にいまるにいさん書店』なる期間限定の書店が開店しています。粋な試みで、約20名の書店員による極私的なチョイスの本がずらりと並ぶというもの。売れ... -
西原理恵子さんトーク、盛況のうちに終了
昨日、西原理恵子さんを迎えてのトークショー「毎日かあさん、今日はごりょんさん」が博多小学校体育館で開催されました。来場者は約360名。赤ちゃん、幼児、小学生から夫婦連れまで、さまざまな世代の方々が来場されました。当日は歴代作品の中から選んだ「名場面」をスライドにして鑑賞しつつ、観客から寄せられた質問に答えるというスタイ... -
20年目の邂逅
あす10/25(日)講演をしていただく西原理恵子さんが本日、ついに九州入りされました。今日は北九州・小倉にて毎日新聞社主催のセミナーがあり、終了後、宿泊先の温泉旅館で東京からのご一行様とともに小宴会が催されましたが、なんと、苦節(?)20年の西原ファンである実行委員・タカクラさんが急きょ参戦。あのタカクラさんが、「... -
「激オシ文庫フェア」始まる
昨日から「福岡の書店員が選んだ激オシ文庫フェア」がスタートしました(写真は丸善福岡ビル店)。ことしはいわゆる超売れ筋を外し、やや渋めのラインナップ。書店員の書いた推薦文には例年以上の熱がこもっています。昨年は、ラインナップのうちもっとも渋かったブックスキューブリック・大井さん推薦の『柿の種』(寺田寅彦)が好評→重版と...